2015/7/30 配信 元CIAの方の、高すぎるインタビュースキル

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket
Bookmark this on Yahoo Bookmark

◆◇◆◇無料ニュースレター登録受付中!こちらから◇◆◇◆

 

こんにちは。

西任暁子です。

昨日今日の2日間は、1か月半ぶりに、事務仕事に取組める日でした。

溜まった書類やメールの返信、片付けなど、やっと終わった!と思ったらもうこんな時間です。

どう考えても予定を入れすぎですね(^_^;)
さて先日、元CIAという男性からメールが届きました。CIAとは、Central Intelligence Agency。

映画によく出てくるアメリカの情報機関です。メールには、こう書かれていました。

「Ms.Nishitoの本を読んで感銘を受けたので一度会ってそのことを直接伝えたい。」

結論から言うと、直接お会いして、その「聞き力」のすごさに驚きました。

さすがはCIAです。その方が見せてくれた「初対面で話を引き出す会話術」は、

感じたことがない心地よさでした。

 

CIA-Central-Intelligence-Agency

 

メールを初めて見た時は、「スパム?」と一瞬、身構えました。

でも、文章が非常に洗練された知的な言葉でつづられていて、

履歴書も添付されていたので「これは本当かも?」と思いました。

するといいタイミングで電話が。その方のご友人だという、ある大学教授の方でした。

 

「突然英語でメールが届くと西任さんがびっくりされるだろうから、

友人である私に一度電話をかけてメールが届くことを伝えてほしいと連絡があったんですよ」とのこと。

社会的認知度の高いポジションにいらっしゃる方が、直接お電話を下さって、

スパムではないことがわかり安心しました。それでも「なぜCIAの方が私に???」

という疑念が消えることはありませんでした。
何通かメールのやりとりをしたあと、私たちが会ったのは六本木の豚しゃぶ屋さんです。

お店を選んだのは私。理由は2つあります。

1:外国の方にはしゃぶしゃぶ好きが多い。

2:個室があったから。

(ゆっくりお話ししたいから、静かなカジュアルレストランがいいというご希望でした。)
私がぎりぎりに到着すると、その方はすでにお店に来ていました。

50代後半くらいの男性で、非常に清潔感のある知的な佇まい。

でもぴりっとした空気感と、鋭く見通す目が印象的でした。

 

最初に彼は、本の素晴らしさについて語ってくれました。

長年の疑問が解決した喜びを嬉しそうに話されたのです。

 

「なぜ日本のテレビでは、喋った言葉が文字として表示されるのか?

この私の疑問にどんな学者も、どんなテレビプロデューサーも答えてくれなかったんだ。

いや、疑問にさえ思っていなかった様子だった。

それが『「ひらがな」で話す技術』を読んで初めてわかったんですよ。」

 

『聞く会話術』という私の2冊目の本は、CIAで教えているインタビューテクニックよりも

体系化されていて実践的だとこれまた嬉しそうに語ってくれました。。
みなさん「それってお世辞なんじゃないの?」と思われるかもしれません。

でも声や表情、言葉などから伝わってくる「音」は間違いなく「本音」だったんです。
その後、話は多岐にわたりました。

・CIAに働く人たちのインタビュー能力

・日本の警察の情報収集スキル

・日本の国家が情報というものを軽視している(とその方が考えている)現状

・北朝鮮による拉致被害者の1人である曽我ひとみさんの夫、

ジェンキンス氏へのインタビューエピソード
そして私は気が付けば、「なぜこの2冊の本を書くに至ったのか」という

自らの人生の足取りについて、深く深く語っていました。

これまであまり人に話したことがないようなエピソードまで語るほど深く。

でも、会話の流れがあまりに自然だったため、話しているときには

自分がそれほど深く語っていることに気が付きませんでした。

終わってみて初めて、魔法がとけたように、

自分があまりにも多くを語りすぎたと気付いたのです。

もし私がCIAのスパイに狙われている人間だったとしたら、

あまりにも簡単にその手中に落ちすぎだったでしょう。

それほど彼の聞く力のレベルが高かったのです。

 

まず彼は、真剣に私の話を聞いてくれました。

つたない私の英語で、わかってもらえてるかな?と不安な顔をしたときは、

「大丈夫。理解していますよ。一緒にいますよ(英語ではI am with you.という表現で、

理解していることを伝えます)」と安心を与えてくれました。

 

質問は明確で、一度につきひとつの問いに留められていたことは言うまでもありません。

また、話が変わるときには必ず前置きがありました。

「話は少し変わりますが、話してもいいですか?」

この確認が自然にできる方はそう多くないのです。

 

そして話が長引いてくると、必ず「話しすぎているけど大丈夫か?」と確認してくれました。

お互いがどれくらいの時間話しているのか、常に客観視してバランスを感じていました。

 

また話がどうつながるのかわかりにくい時には、

「今、繋がりが見えないかもしれないけれど、もうすぐこの話はさっきの話に

つながっていきますから」と説明してくれました。
つまり、彼との会話には、不快感がひとつもなかったのです。
私自身、相手の話を引き出すことはたくさんやってきましたが、

今回のように引き出してもらえた経験はあまり多くありません。しかもこんなにハイレベルな聞く力で。

およそ3時間の食事会は、無防備に自分を相手にゆだねることができる心地よい体験でした。

 

私たちは、初対面において、最初は自分を守るために壁を作りますが、

本当は相手を信頼し、その防御をほどいてラクになりたいと望んでいるのです。

少し長くなりました。

読み返してみると、10以上のヒントを書きましたね。
「聞く力」とは、たとえるならば相手を心地よい波乗りへといざなうこと。

私たちが、たった3時間で、言葉の壁を越えて、今後も繋がりを持ち続けたいと願う

「友人」になれたことは、言うまでもありません。
西任暁子
━━━━━━━━━━━━━━━━

◇バックナンバーはこちら
http://u-b-u.jp/blog/?p=712

━━━━━━━━━━━━━━━━

◇西任暁子プロフィール
http://u-b-u.jp/profile

━━━━━━━━━━━━━━━━

◇著書

『「ひらがな」で話す技術』

e-hon ⇒http://bit.ly/1prCiJR
楽天 ⇒http://bit.ly/1iV2r06
amazon ⇒http://amzn.to/18aPcU5
kindle ⇒http://amzn.to/1caRhQo
『話すより10倍ラク!聞く会話術』

e-hon ⇒http://bit.ly/1yFCwm6
楽天 ⇒http://bit.ly/1yaXZOK
amazon ⇒http://amzn.to/1FVerwT
kindle ⇒http://amzn.to/1I2KZW1

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

◇西任暁子はここにいます。

■このメールは転載歓迎です。下記のメールマガジンが出所である旨、URLを明記してどうぞご紹介ください。
https://a08.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=687&g=4&f=9

■note音声メルマガ
https://note.mu/nishitoakiko

■facebook
http://www.facebook.com/nishitoakiko

■twitter
http://twitter.com/nishitoakiko

■マンツーマン英会話Gaba 英会話番組podcast
http://itunes.apple.com/jp/podcast/id168407898

■U.B.U. 株式会社
http://u-b-u.jp

◆◇◆◇購読登録はこちら◇◆◇◆

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket
Bookmark this on Yahoo Bookmark

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ubu-speech

ubu-speech

経営者やビジネスリーダの方にスピーチやプレゼンテーション、講演の指導を行う一流パブリック・スピーキングコンサルタント西任暁子によるU.B.U. Speech Consultingサイト。

ABOUT

U.B.U.株式会社(U.B.U. スピーチコンサルティング)によるブログ。

伝わるスピーチ・話し方とは?毎日のコミュニケーションに役立つヒントをお届けしています。

U.B.U.  Speech Consultingでは、
コミュニケーションやスピーチ・プレゼンなど
伝え方に関する研修・講演やコンサルティングサービスを
ご提供しています。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。
U.B.U. 株式会社 HP

西任暁子Profile
西任暁子ニュースレターバックナンバーはこちら